北海道羅臼高等学校（＊令和９年度全国募集予定）

北海道知床半島・羅臼町にある北海道立の全日制普通科高校です。世界自然遺産に登録されている知床の大自然の中で、自然を題材にさまざまな学びを体験できる、ちょっと普通じゃない？普通科の高校です。北海道の中でも、知床半島は別格の圧倒的な環境。ここでしか学べないことにあふれています！

学校設定科目「知床学」において、知床半島の成り立ちや山・川・海のつながり、そして生態系など、手つかずの自然がそのまま残る知床ならではの深い探究活動を行います。国立公園・世界自然遺産エリアでの自然観察や、観光船からのクジラ・シャチの観察、冬に流氷とともにやってくるオオワシ・オジロワシの観察など、羅臼高校でなければできないリアルな自然体験の数々が待っています。 学校の裏山は、世界自然遺産。実際にその環境の中で暮らしながら学ぶことができます。

羅臼町と共同で行う授業「水産教室」（３年生選択科目）。羅臼漁業協同組合などの協力のもと、ロープワークやスキューバダイビング実習、水中ドローン実習、さらには海鮮丼を作る実習やマーケティング学習など、漁業の町羅臼ならではの独創的な勉強ができます。潜水士の資格を取ることもでき、毎年潜水士となって卒業する生徒がいます。

令和９年度からの募集に向けて、羅臼町で現在準備をすすめております。詳細が決まりましたら、後日お知らせします。

広大な北海道の東の端に位置する知床半島。その南東部分に羅臼町があります。世界的に有名な観光地でもある知床半島では、夏になると内外を問わず多くの観光客が訪れます。羅臼町は羅臼昆布に代表される海産物の町で、さまざまな種類の魚が水揚げされ、高級品として全国に出荷されています。また知床財団による半島の自然環境の保全や観光と自然保護の両立の取り組みも行われています。登山やトレッキングを楽しむこともでき、オホーツク海の向こうには北方領土・国後島が見えます。１年を通じて冷涼な気候で、真夏でも25℃以上の気温になることはほとんどありません。